「菜の花フェスティバルinよこはま」の知られざる裏側を取材してきました!!

2010.05.14,14:43 by IT活用サポーター 大室/カテゴリー:イベント

皆さんは、「横浜町」と聞いて何をイメージしますか?
きっと、ほとんどの人が真っ先に思い浮かぶもの。それはやはり、春になると一面に広がるキレイな黄色い菜の花ですよね?
そんな横浜町で毎年5月に行われている「菜の花フェスティバルinよこはま」。 今年でなんと開催20回を迎えるそうです!
20年も前から続いてきたこの「菜の花フェスティバル」。 一体、どんなきっかけから始まったんだろう?毎年どれだけの人達がどんな思いで開催してきたのだろう??
思えば気になる事がたくさん!

と、いう事で! 20回記念を迎えるこの「菜の花フェスティバルinよこはま」、その知られざる裏側を私達IT活用サポーターが取材させて頂きました!
この記事を読めば、きっとあなたも「菜の花フェスティバル」を倍楽しむ事が出来ますよ☆
今回は特別に横浜町商工会の浜辺事務局長、そしてこの「菜の花フェスティバルinよこはま」に、第1回目から携わっている、そして当の企画者である澤谷会長にお話しを伺う事が出来ました。 どうぞ宜しくお願い致します!

それでは、インタビュースタート!!

Q1.まず始めに、「菜の花フェスティバルinよこはま」を始めようと思ったきっかけを教えていただけますか?

A.もともとは横浜町で「日本一のホタテ狩り」というイベントを考え、開催していました。 それは船から大量のホタテをばら撒き、それを参加者が思い思いに獲っていき、足りなくなっては更にまた大漁のホタテを撒き・・・という内容だったのですが、これがものすごく反響があり、全国からなんと5000人もの来客があるほどでした。しかし、様々な理由からやむを得ず中止する事に・・・。 そこで何かホタテ狩りに代わる良いイベントを開催出来ないかな?と考え始めました。そんな時、この横浜町に町外から嫁いできたというある女性の「菜の花ってキレイ!」という何気ない言葉、その一言が「菜の花フェスティバル」を開催しようと思ったきっかけです。
それまで横浜の人達にとって菜の花は当たり前に見すぎていたし、そもそも食用として育てていた「作物」である菜の花を「観光」にするなど全く考えもしなかったのです。(「作物」が観光になる例は日本で初!)第1回目はお客さんも1000人来るか来ないか程度でしたが、3回目位からようやくメディアに取り上げらるようになり、それと共にお客さんも増えてきましたね。

Q2.それでは「菜の花フェスティバル」への来客者には、特にどんなところを見てもらいたいですか?

A.やはり一番は菜の花自体ですね。それも、イベント会場の花だけでなく、会場に来るまでの道や、横浜町全体に咲いている菜の花を楽しんでいってもらいたいと思っています。

Q3.「菜の花フェスティバルinよこはま」を開催するにあたり、どの位前から準備を進めるのですか?

A.半年程前には既に会議が開かれます。大迷路の設計を始めたり、更にフェスティバルが近付くにつれ、ボランティアで町のゴミ拾いを一斉に始めたりなど、様々な準備をします。せっかく横浜町に来てくれるお客様に対して、町にゴミが多かったり汚かったりではいけませんからね。

Q4.では、「菜の花フェスティバルinよこはま」開催には、毎年一体どれだけの人達が関わっているのですか?

A.最低でもスタッフだけで300人はいます。そして、横浜町内だけでなく、実はいろいろな地域からボランティアの方々が来てくれているのです。例えば、当日に会場で黄色いジャンバーや帽子を身に付けて案内をする「菜の花サポーター」、このサポーターの中にはなんと仙台や福島からいらっしゃってくれている方もいます! また「菜の花大迷路」含め、町に咲いている菜の花は全て各農家のもであり、町の菜の花は一切ありませんから、農家の方々には常にとても感謝しています。 こういった方々も含めると、本当に多くの人達がこのイベントに関わっています。

Q5.そんな「菜の花フェスティバルinよこはま」、今年で20回目ですね。20回記念を迎えてみていかがですか?また、今後の運営について検討されている事があれば教えて下さい。

A.20年間続けてきましたが、実は年々菜の花の規模が減ってきてしまっています。今問題とされているのは、菜の花にも限界があるのでは、という事。菜の花は輪作しなくてはならない作物であり、同じ土地にずっと植え続けている事は出来ません。ですので、作付される土地がもっと多くあれば良いのですが、土地も無ければ後継者もいないという状況になってきており、観光のみならず食べ物としても問題になってきています。
そこで菜の花に代わる何かいいものは無いかという事も考えられており、これらは約3年前から議論されています。


※【輪作】・・・同じ野菜を作り続けると、その野菜を好きな病原菌が増えたりして健康な野菜が作れなくなる。地力の維持と病虫害を避けるため、同じ土地に異なる種類の作物を一定期間ずつ順繰りに栽培していくこと

しかし、そんな中でも「少しでも来てくれるお客さんのためになれば」という思いから、皆が頑張ってどうにか菜の花フェスティバルも続けてきています。 近年では「横浜町の菜の花を守り育てる」事を目的とした「横浜トラスト」というNPO団体が立ち上がり、去年「御なたね油」で農林水産大臣賞を受賞するなど、そういった団体も頑張っています。 (菜の花トラストHP http://nanohana-trust.com/

Q6.そんな中、フェスティバル当日には菜の花関連の商品がズラリと販売されていますが、毎年新しい商品は開発されているのですか?中でも、一番の人気商品は何ですか?

A.はい、毎年かなり多くの新商品が開発され続けています。その数100種類以上!その中でも変わらず人気トップのものは、やはり「菜の花ドーナッツ」ですかね。これは菜の花フェスティバルだけでなく、横浜町の道の駅等で通年購入する事ができますよ。

Q7.それではせっかくなので、菜の花商品以外にも「横浜町に来たら絶対にコレは食べて欲しい!」という商品を教えて下さい。

A.やはり「横浜なまこ」ですね。横浜なまこは青森県のブランドとしても認知されています。冬には横浜なまこを堪能できる「なまこフェア」というイベントも開催されますが、このなまこフェアは東京からもお客さんが来るほどの人気イベントになっています。

Q8.「菜の花フェスティバルinよこはま」は、雨天でも変わらず開催しますか?

A.屋外で地元の幼稚園児のステージショーや郷土芸能等が行われる前日祭に関しては、残念ながら強い雨だと中止になってしまう事もありますが、当日の菜の花マラソンは雨天でも決行します。この菜の花マラソンは順位によって景品はあるものの、「競争」というよりは「楽しんで」走ってもらいたいという思いから服装は全て自由になっているので、着ぐるみやおもしろい衣装で走る方もいらっしゃいます。皆さんに楽しんでもらえたらそれが一番いいと思っていますからね。参加者は、当日参加も含め毎年約1500人程度にまでなりますよ!

Q9.当日はマラソンの他に「菜の花大迷路」もメインの一つだと思いますが、この菜の花大迷路、一体どのようにしてコースを考え、作っているのですか?

A.大迷路は、役場の会議で毎年毎年違った設計図が作られます。そして、通常の一面の菜の花を、設計図通りに寸法を測りながら刈り取っていき完成させます。実はこの大迷路には、毎年あるカタカナ文字と数字が隠されているのです!これは知らない人が多い。上空から見ないと分からないからです。当日は有料でヘリコプター遊覧飛行が体験できますが、試しに乗ってみれば文字を読めますよ。このヘリコプター遊覧飛行は毎年行列が出来る程人気があります!

Q10.それでは最後になりますが・・・この20年間で沢山の方がこの「菜の花フェスティバルinよこはま」にいらっしゃったと思いますが、そんなお客様方から頂いた声や反応等はどうでしたか?

A.毎年本当に各地からお客さんがいらっしゃいますが、遠いところだと沖縄から来たという女性の方にお会いした事があります。横浜町の菜の花を知り、ぜひ見てみたい!と、わざわざ来てくれたのです。また、毎年千葉県から来てくれる常連さんもいます。 そしてフェスティバル終了後には、関係者やボランティア団体に対しての感謝の言葉や手紙・ハガキ等も毎年沢山頂いています。そういった喜びの声を頂くと、開催する側としてもすごく有難いですし、いろいろな地域の方との繋がりもでき、とても嬉しく思います。
菜の花は、人との繋がりも生み出してくれるのです。

ありがとうございました!!!
なるほど、菜の花は単に見てキレイなだけでなく、人と人との繋がりも作り出すのですね。ますます素敵だなと感じます。

私も今まで何度か「菜の花フェスティバル」に遊びに行っていましたが、もちろんイベントの裏側の事など全く知らず・・。
今回こうして初めてインタビューをさせて頂き、この「菜の花フェスティバルinよこはま」を大成功させるために、どれだけの人がどれだけの苦労や準備をし、どんな思いでここまでやってきたのかという様々な背景を知り、自分達が毎年楽しめているのは本当に多くの方の苦労があってこそなんだなと、改めて感謝するきっかけになりました。
ひとつのイベントを成功させるという事は、私の想像を遥かに上回る位、本当に大変な事なんですね。
それを20年間も続けている横浜町、関係者の皆さん。
インタビューをしている中で、少しでも来てくれた人を楽しませよう、皆でもてなそうという気持ちが良く伝わってきて、そして同時に沢山の方々が頑張る姿、その光景が目に浮かび、お話を聞いているだけでも本当に感動しました。

様々な問題や悩みがある中でも、そんな皆さんの頑張りで迎える2010年5月15日・16日の「菜の花フェスティバルinよこはま」第20回記念。もちろん、私達IT活用サポーターも遊びに行きます! こうしてイベントの背景を知ってから初めて参加する菜の花フェスティバル、いろんな方の思いや頑張りを知り、今までの倍楽しめそうです!今からとても楽しみにしています。

本日は澤谷会長そして浜辺事務局長、貴重なお時間を頂き本当にありがとうございました。
イベント当日も頑張って下さい!

最後に、今回の取材で私が初めて知った事。それは・・・菜の花って、てっきり春先に植えるものだとばかり思ってました・・・が、実際は違うのですね。
なんと作付は秋!秋に植えた菜の花が冬に芽を出し寒い冬を越して、今の時期にどぉーんと開花!!するのだそうです。これには驚いてしまいました(常識でしょうか!?)

そしてもう一つ、横浜町の菜の花は「木崎野ナタネ」という横浜町だけの改良された品種なんだそう。潮風にも強く横浜町の気候に合っているため、あんなにも沢山の菜の花がスクスク育つそうです。更には他の地域の菜の花には若干のにがみがあるそうですが、この「木崎野なたね」は甘みがあるとの事。
私はあまり日常生活の中で菜の花を食べるという機会は無いのですが、横浜町ではこの時期、一般家庭でもおひたし等で良く菜の花が食べられているそうです。さすがは地元ですね!

この甘い菜の花で作られた菜の花ドーナツや菜の花シュークリームなどの菜の花加工食品も、イベントで食べるのがとっても楽しみ!当日は、食いしん坊発揮してきたいと思います!! 横浜町の皆さん、イベント当日宜しくお願いしますっ!

イベントに行ってきましたよ。
私は「菜の花シュークリーム」をお土産に買いました。
天気も良くて楽しかったです。ただBINGOゲームは当たらず残念でした^^;
来年も楽しみにしてますね☆

posted by 菜の花っこ , at 2010.05.28 16:23

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