みなさん、“マツモ”ってご存知ですか??
(ちなみに私は今の今まで知りませんでした;)
下北の方では皆知ってるのかな??
“マツモ”は、とーーーっても美味な海藻なんです!
マツモと初めてのご対面!こちらは茹でる前のマツモ。
マツモは、その形が松葉のように糸状であることから、かつては松穂(まつぼ)と呼ばれていたそうです。
本当に、松の葉みたいな形ですよね!
下北ではこのマツモを鍋にしたり、またしゃぶしゃぶのようにして食べるという話を聞き、
今回はそんな「まつも鍋」がいただけるという東通村の「やまだい」さんに行って来ました!
ここ「やまだい」さんでは、下北の郷土料理である味噌貝焼きには年中まつもを入れて提供していますが、
まつも鍋に関しては1月~3月だけに登場する期間限定メニューなんです!
というのも、まつもは旬な時期が2月~3月 と期間が限られています。
しかもその時期の1回~2回の漁でしかとることが出来ないんだとか。
獲るのが遅くなると、かたくなってしまったり岩から抜けていってしまうからだそうです。
また、その時に収穫される量も異なるので、その時期でも毎回毎回食べれるとは限らないまさに貴重なマツモ鍋。
今回は私たちも運よくまつも鍋をいただくことが出来ました☆
それがこちらです!
御食事処やまだいさんの“まつも鍋定食”
マツモがたっぷり!
さらにはタコ、ホタテ、豆腐、きのこ、ネギ・・・と盛り沢山☆
こんなにボリューミーでしかもライス・味噌汁・小鉢・漬物付きでお値段なんと1,000円ポッキリ!
気になる人生初のマツモの お味といいますと、、、
味は、めかぶに近いような気がします。だけど、決定的な違いはその食感!
見た目はとってもやわらかそうなのですが、食べてみてびっくり。
すごぉ~くシャキシャキっとしていて歯ごたえ抜群!ぬめり感がありぬるぬるしているのですが、
噛んでみるとシャキっシャキ!!これが本当に美味しい!
地元岩屋で獲れるマツモは、他の場所で収穫されるマツモと比べて食感やぬめり感が全然違うそうです。
もちろん、マツモもタコも地元で獲れたものだけを使用していますよ。
さらにこのまつも鍋は、あえて濃いめのみそ味で煮込み、よく味が染みたまつもをあつあつ~のご飯の上に乗せていただくのがやまだいご主人オススメの食べ方なのです!
一度食べたらやみつきになるこのマツモ、食べるならやっぱりこのくらい大量にお鍋でいただくのが良いですね☆
期間限定なのでぜひこの機会に 御食事処やまだいさんへ!
※自然環境や時期によって収穫される量や提供出来る日数などが異なるので、まつも鍋を食べに行かれる際には必ず事前にお問い合わせすることをお勧めします。
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【御食事処やまだい】
下北郡東通村大字岩屋字往来149-2
0175-47-2759
営業時間: 10:00~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日: 4月~10月/毎週水曜日 11月~3月/毎週日曜日 年末年始